海洋散骨
2023.08
先日、海洋散骨をお世話させていただきました。天候にも恵まれ、穏やかな瀬戸内の海原に無事、還られました。
海洋散骨のお世話を始めて10年近くたちますが、承る件数も徐々に増えています。希望されるのは、故人様の遺志というのが一番多い理由ですが、最近増えてきているのは供養の形にお墓を選択されない方や、墓じまいをされる方です。
マスコミにも多く取り上げられますが、お墓の問題は終活を考える方々の大きな課題となっているようです。
「先祖の墓の継承者がいない」
「高額なお墓は必要ない」
「子や孫に迷惑をかけたくない」
「子供に迷惑をかけたくない」というのは、葬儀の事前相談に来られる方からも聞く言葉です。葬儀もお墓も、やはり一番は金銭的な問題を気にされます。ただ、葬儀は見送る側、残された家族のための儀式でもあります。お話ができる時に、どんな葬儀の形がいいのか、ご家族で話し合ってみることをお勧めしています。
少し前まで「家族葬と普通の葬儀、何が違うのですか?」とご質問いただくことがありましたが、最近では聞かれることはありません。いつの間にか「家族葬」は一般的に定着したのですね。「一般葬」「家族葬」「一日葬」「直葬」と、葬送のスタイルも選択肢が増えてきました。併せて供養の方法も多様化してきました。「墓苑のお墓」「納骨堂」「合同墓」「海洋散骨」「樹木葬」「手元供養」果ては「宇宙葬」まで。
あおばメモリアルでは「宇宙葬」はまだお世話できませんが、お墓の問題のご相談にも応じています。何なりとお問合せください。